歴史がけっこう好きです

高校の時は

大学への受験科目で社会は世界史を選びました。西洋史と中国史そしてその他の地域の歴史は各地域とその歴史のまとまりごとに教科書に出てくるので、たとえばローマ時代が終わったら中国に説明が移って年代は遡って魏晋南北朝の勉強を始めるというふうに、年代が飛んでしまうと世界全体の歴史の流れを頭に入れるのに苦労しましたが、歴史はとても好きでした。どちらかというと東ローマ帝国とかチムール帝国とかのヨーロッパや中国の歴史とは別の歴史を繰り広げていたように見える部分を一生懸命調べるのに熱中してみたり。

大学の時は

古代オリエントの歴史を研究するサークルに入っておりました。古代オリエントですから、エジプト文明とメソポタミア文明が中心的なテーマなのですが、柔軟に他の地域の歴史も部会ごとにやっていて、どうも中央アジアに興味がわいて中央アジアの遊牧民族に関する本を読んだりして、大学時代はたっぷり時間がありましたから友達とわいわいがやがやと歴史談義をしておりました。文学部にあったサークルなので、西洋史や東洋史の専攻をしている人も多くてそのまま大学院にいって本格的に研究するという姿を見ていながら専攻が違う私はのんびりとした歴史への取り組みでした。でも同じ学年の友人には不思議と歴史で大学院に行く者はおらず、専門違いの私が3年次に幹事長(サークルの長です)をやるくらいでしたので、ちょっとサークルの伝統からはずれた学年だったようです。

社会人では

社会人となって社会にもまれているうちに日本史に目覚めまして、今は日本の歴史ものしか読まなくなってしまいました。自分の生き方とかを考えながら、戦国や幕末の小説や史伝を読んであれこれと自分で歴史上の人物の生き様に思いをはせているという、歴史ファンであります。きっかけは海音寺潮五郎さんの一連の歴史小説を読んで、今まで食わず嫌いだった日本史に対してどんどん知りたいことが出てきて、まだまだ私の目を開かせてくれる本はないかなあ、と物色中です。海音寺潮五郎さんから入ってみなさんご存じの司馬遼太郎さん、池波正太郎さんの真田もの等の歴史を絡めた小説もとても好きです。

私の好きな方々の新作は見ることができなくなってしまい、一方これという私ごのみの新作をどんどん出してくれる作家の方が今はまだ見つけることができないので残念です。そう思いつつ、書店の文庫本コーナーで歴史小説を物色しております。


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